2009年11月2日月曜日

エコロジー的なリサイクル印鑑

先日知り合いの方が「この印鑑って作り直しできない?」って言って1本の印鑑を持ってきました。
拝見したところ黒水牛のような印材です。
結構年期が入っていそうな印鑑でしたがひび割れや反りなどの変形も見あたらず彫り直しをしても大丈夫、とお引き受けすることとしました。
黒水牛のような・・・というのはお恥ずかしいことですが中途半端な染め無しの印材であったため黒一色ではなくこげ茶色というか微妙な色味だったからです。
実店舗ではこういうことよくあるんです。
「これ爺さんの使っていた象牙の印鑑だけど」とか「枠が欠けてしまったんだけど何とかならない?」とか、いろいろ。
現物が確認出来れば彫り直し可か不可か判断できるのでそのときはなるべくお客さんのご要望に添う形で作業を行っています。

今のところサイト販売ではこのリサイクル印鑑サービス、行っていないのですが
(現物を見ないと可能かどうかの判断がつかないため「一度こちらに送ってください」となかなか言い出せないんですねこれが)

でもまあこんな世の中ですから・・・
エコロジー的な観点からしても今後不可欠なサービスかもしれません。
あとは料金設定ですね。
やはりここでも安心価格を貫きたいところです。
さて、どうなりますことやら・・・